アジサイ アナベルの簡単水揚げ実験1

こんにちは すみれです。

水揚げに関しては アジサイ系の花は難しいと思われがちですが ひと手間をかけるだけで 長く切り花で楽しむことができます。

いくつかあるアジサイの水揚げ方法をご紹介します。

 

1まず切り方 水切り

よく切れるはさみで斜めにカット。 水を吸い上げる導管の面積を広くするためです。 その際はさみだとどうしても茎をつぶしてしまうので お花のプロはナイフを使います。フラワーナイフで斜めにさっとカット。

こんな感じです。
ちょっと怖く感じますが 親指を絶対に曲げずにナイフと親指の間の距離を保つようにしながら さっと手を引きます。これが一番花茎を傷めずにカットする方法ですが、フラワーナイフに慣れていない方は まずは切れ味のよいフラワー鋏を使って斜めにカットしてくださいね。
このカットを水の中で行うのが水切りです。

その後 いくつか水揚げ方法があります。

2.湯上げ

え?煮るの?!

アジサイの茎をまとめ 茎を10cmほど残して 新聞紙で花を覆います。
湯気や熱気で花びらを傷めないようにするためです。
鍋にお湯をわかして 茎の先を5cmほどつけて10秒ほど
茎の先からは泡が出てきます。導管の中の空気を追い出して水を吸い上げやすくするのです。その後すぐに花瓶にはった水につけます。
この時の水深がふかいほど さらに水圧で水管に水が上がりやすいので 洗面器などの浅いものより 背の高い花瓶を使用してくださいね。(全てのやり方に共通です)

3.焼揚げ(炭化)

え?焼くの?!

カットしたアジサイの茎の先を焼いてしまいます!
植物を焼いてしまうことに抵抗を感じると思いますが 炭化することによって水の通りがよくなります。熱気で花を傷めないように 茎の先10cmほどを残して新聞紙で包み、茎の先3cmほどを直火で黒くなるまで焼きます。その後揚げと同じく 水を深く張っていた花瓶にすぐ漬け込みます。
私は最初 チャッカマンで焼いてみたのですが 火力が弱く時間がやたらかかりました。コンロの直火がやはり威力がありました。

 

4.茎を叩く

茎を叩いてくだくことで 導管をやわらかくして 水を吸い上げやすくします。
中心の綿は取り除いてくださいね。

私はキッチンバサミの背でしごくように砕きました。そうすると中の綿もポロンと綺麗に取れました。

5.焼きミョウバン

焼きミョウバンて?

焼きミョウバンとは なすびの漬物の発色剤などに使われる食品添加物です。家庭で漬物を作っていた時代には主婦には身近な品物で スーパーの食品売り場に売られています。


ミョウバンを茎の切り口に刷り込むことで導管をやわらかくして水を吸い上げやすくする効果があります。 刷り込んだあと深水の花瓶につけます。

ただ自宅に必ずあるものかというと。。。我が家にはありませんでした。

 

一番簡単で効果的な方法はどれか 実験してみました。

①水切りしただけのもの
②湯揚げ   茎の先が変色しています。
③焼揚げ   茎の先が黒くなっています。
④叩く    茎の先が砕かれています。

※焼きミョウバンは我が家になかったので 今後もわたし的には身近な方法ではなさそうだったので 加えていません。

それぞれ処理をしたあとに 花瓶に投入
茎の先で 処理法がわかるので 同じ花瓶にいれて実験開始~。

1時間経過  早くも違いが出てきました。
カットしただけで何も処理しない①水きりはすでに萎れきました。
②湯揚げ③焼揚げは茎までしっかりと水があがり、ぴんぴんしています。
④砕いたものも今のところしっかり水が上がっています。

明日以降も 結果を報告したいと思いますっ。

後日結果出ました~→アナベルの水揚げ実験2 一番簡単な水揚げ法

また遊びにきてくださいね
202号室より   すみれ
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