私の愛用鍋 ル・クルーゼ。
見た目もとっても可愛いので 見せる収納 ルクルーゼ タワー を作って愛でてみたり、コルクで鍋敷き を作って 唯一の弱点重さを感じないように あたりを柔らかくするなど より使い勝手がいいように工夫しています。
そんな愛すべきル・クルーゼちゃん。
長年使っていると こうなってしまいました

汚くない?
焦がしちゃったの?
・・・・はい。
忘れもしない 里芋の煮物でしたっけ。
重い蓋の密閉性ゆえに 煮汁が沸騰していたのに気が付きませんでした。
確か あの時 のこぎりひいてたんだよなぁ・・・。
音もせず 中でじっくり焦げ付いていた里芋を見た時には
「ぎゃー 私のル・クルーゼがぁあああ」って叫んじゃいましたね。皆さん料理中に 火元から離れるのはやめましょうね。
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そもそもル・クルーゼは熱伝導に優れた鋳物なので 弱火~中火で充分なお鍋なんです。なのに沸騰するまでとIHの中強火にかけたまま 違う作業に離れてしまった私の責任です。
その後 里芋は取り除いたものの(当然)恥ずかしながら数年このままでした。 相変わらず美味しく煮込み料理等は作れていたので 見た目の綺麗さはあきらめていたんですね。
この汚れこそ 私がともに歩んだル・クルーゼの歴史 との思いもあったかもしれません。
?
けれど先日 なぜかふと思い立って磨いてみようかなと思ったのです。重層を使えばいいというのはなんとなく知ってました。
念のため「ル・クルーゼ 焦げ付き」で検索して 書かれていたやり方でやってみました。

汚れがかぶるぐらいの水を沸騰させ、重曹をいれる。少しそのまま煮込んで(私は5分ほど)一晩おきました。
わくわく わくわく。
ぴっかぴかになるかな~?
次の日

思ってたんとちがぁーう!
多少は薄くなってる?
なってない?
そんなレベル・・・
やっぱり長年の焦げ付きが 取れるなんてありえないよね~
この汚れはやっぱりこれが私の歩んだ……以下略
消し去ることはできないのか。絶望が私をつつみました。
けれども もう一度だけ検索
むむ
「重曹ペーストをやわらかいスポンジにつけて直接こする」
直接ってところが 最終兵器感を出しています。
私にのこされた道はこれひとつ!
やってみようじゃありませんか。

重曹ペースト(重曹に水を適量入れた物)をスポンジにとり ごしごし。
その際ネット情報によるとメラミンスポンジはダメだそう。
(メラミンスポンジ今まで幾度となく使ってました~!手遅れ感が否めません)
まぁ それは置いておいて
ごしごし
ごしごし
結果

絶望の荒野に立ちました・・・・。まったく変わりません!
ハート型が さらに哀愁を誘います。
けれど フト思いついたことを試した結果 こうなりました
↓
↓
↓

新品!?
(左上の黒い点は いつの間にかつけてしまった傷です。削れているので汚れではありません)
時間にして 約15分
しかも ノータッチ!
それは何かというと
里芋を焦げ付かせてしまった過去から お鍋の汚れは「焦げ付き」と限定してしまっていました。
重曹ペーストに行きついたあたりでしょうか。
どこかのサイトで「しつこい汚れは 長年の使用中についた細かな傷に 汚れが入り込んでしまったものです」とありました。そこで表面をこする事では その細かい傷にはリーチできないイメージが沸き、この汚れが茶渋に重なったのです。
スポンジでも届かない細かな茶渋
御湯呑、水筒、どうしてる????
漂白~!
長年の汚れがこんな一瞬で綺麗になるなんて!
本体が綺麗になったら蓋も気になって 同じくシュッシュッ
おかげで 私のル・クルーゼの歴史 またまた1から気持ちよくリスタートできそうです。
ル・クルーゼなどの琺瑯製品は お手入れ方法も特別なやり方があると思い込んでいた私には 漂白剤は灯台元暗しでした。
いろんな男とつきあったけれど、結局 幼馴染の彼の魅力に気づいちゃった・・・・そんな感じ!?
遠回りしたけれど 待っていてくれてありがとう~
重曹や専用洗剤→
でも綺麗にならない時は「漂白」も一度試してみてくださいね。
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また遊びにきてくださいな。
202号室より すみれ

