今年も いけばなの先生のお庭からあじさいをおすそ分け!
真っ白のハンカチに むらさきの塗料を一滴で染めたような 微妙な薄紫色。
すきすきすき。
こういうのスキです先生~。
元は真っ白の花だったのに 今年は色がついてたの・・・
なんておっしゃってました。
ホントアジサイって 不思議な花・・・・。
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アジサイの色の変化
あじさいの花色が土壌のPhによって変化するのは よく知られたところですよね。
酸性・・・・・・・青色の花
アルカリ性・・・・赤色の花
元々日本は 雨が多い気候や、火山の影響で酸性の土壌が多いそう。だか外で見かける地植えのアジサイは青色系が多いのですね!
赤のアジサイはうちの近所では野生ではなかなかおみかけしません。だからこそお花屋さんに並ぶものは赤色が価値のある色なのかもしれませんね~。
好みの色のアジサイを育てるには?
青色系のアジサイ・・ミョウバン、ピートモスなどをまぜた酸性の土
肥料は発酵油かす
赤色系のアジサイ・・石灰を混ぜたアルカリ性の土
肥料は骨粉や魚粉を混ぜた油かす
肥料を与えるタイミングは
・花芽が出てくる前の3~5月ごろが最適
・花が終わったあとは 花から一節を剪定してから お礼肥をあげます。
では紫色のアジサイは?・・・・・中性の土壌を目指しましょう!
でも どれぐらいの紫がでるかは 土壌の微妙はバランスによって変わります。
狙った色がでるかどうか・・・・楽しみですね!
アジサイの飾り方 楽しみ方
土壌によっても色変わりするアジサイの花ですが、咲き始めから先終わりまでも微妙に変化するのが またアジサイのみどころです。
最初はグリーン系 そして花が満開の時には淡いピンク系 最期には飾っているうちにパープルが入り 何とも言えないグラデーションにに色あせていきます。
人気のアナベルは最初はグリーン→白→淡いグリーンと変化していきます。
コツは1つだけ。アジサイ ドライの作り方
素敵な色の花が咲いたら 是非そのアジサイを長く楽しみたいですよね。最近ではリースにしたり そのまま飾ったりと人気のドライアジサイですが、作り方にはコツがひとつだけあります。
それは お水に挿したままドライにする。ということです。
一般的にドライフラワーというと 逆さにつるして乾燥させます。花首や葉っぱを上向きのまま水分を抜くという目的の為ですが、アジサイの場合はそれに及ばず。お水に挿したままでも 花を垂れることなく綺麗なドライになります。適度な水分を保ったまま緩やかに乾燥していくことで 微妙なアンニュイな色が出るようです。
乾燥したアジサイはまたも色の変化が。
鮮やかな色から 少しくすんだセピアカラーのような色に変わります。是非この大人のカラーを楽しんでくださいね。
ただドライアジサイをリースにしたい場合は 乾燥し始めたころにリースに成形してしまうのがオススメです。乾ききってしまってからにフォームに挿したり アレンジしようと思っても カサカサと花が落ちてしまい ボリューム半減。もったいながり~の私は よい頃合いをみてリースを毎年作っています。
リースの作り方は近日アップしますね~
1番簡単なあじさいリースの作り方↓
アナベルのリースを作るなら今ですよ。
梅雨も近づきこれからはアジサイが美しい季節
たくさんアジサイを楽しみましょうね~
また遊びにきてくださいな。
202号室より すみれ