シリカゲルも積もれば山となる。再利用法10選と再生法5選

食料品はもちろん 靴やバックの箱にまで入っている シリカゲル。

いわずもがな湿気防止のための薬剤ですね。

小さなシリカゲルも捨てるとお役御免のただのゴミ。

でも再利用できるんです。

再利用法10選と 再生方法をご紹介します。

シリカゲル 再利用法10選と再生法5選

シリカゲルの再利用法 10選

我が家では シリカゲルのコブクロは必ず破って中身を瓶に貯めています。
シリカゲル 再利用法10選と再生法5選

靴を買ったときについてくるシリカゲル。
食品の袋にはいっているシリカゲル。
それを貯めていくと1年間で 小瓶がいっぱいになるぐらいは溜まります。

そこまで溜まったら 作るものはこちら。

1.靴の乾燥材

靴の乾燥材
シリカゲル 再利用法10選と再生法5選 靴の乾燥材
余り布で適当な小さな袋を作り、口元をその辺にあるリボンで結ぶだけ。
シリカゲル 再利用法10選と再生法5選 靴の乾燥材
我が家は靴箱の位置が湿気が溜まりやすいにあるため 革製の靴は特にカビないように 気をつけています。
そのために おまけシリカゲルで再生した乾燥袋は革靴には必需品。
助かってます!

天気の良い日には天日干しして 再度乾燥させています。

2.ドライフラワー作りに

シリカゲルを使う事によって 短期間に効率よく植物の水分を抜くことができるため 色落ちが抑えられた鮮やかなドライフラワーが完成します。
花材店や手芸店には その為のまとまった量のシリカゲルが販売もされていますが、時間と集める根気さえあれば 同様のものが無料で手に入りますね。
もちろん花材が埋まるほどの量でなく、少量のシリカゲルでも 自然乾燥よりも効果的に美しいドライ処理ができます。

 

3.園芸・種の保存

案外かびやすい 種の保存には 是非シリカゲルをお供に♪
摘み取ったばかりの朝顔の種は シリカゲルと保存。
また来年もたくさんの花を見せておくれ~♪

4.アクセサリーの保存

湿気に弱いシルバーのアクセサリーなどは シリカゲルの袋を一緒にポンといれておきます。
錆び抑制効果があります。

5.カメラなど精密機械の保存

曇らせてしまったことがあるんです・・・・ 一眼レフのカメラのレンズ。
運動会でマイキッズをレンズに収めようとする私の熱が高すぎた?
気づいたら 這いつくばってたな・・・・私。

その後シリカゲルを一緒にいれておくと いつの間にか結露は消えました。
レンズの結露が消えたのはシリカゲルが功をなしたかどうかは不明ですが
ただ精密機械には 湿気が大敵なのは 常識なようです。
素人では分解できず、リーチできないレンズの奥を曇らせないためにも 皆さんは乾燥材を一緒に入れておいてくださいね~。

6.インテリアサンドとして

シリカゲル 再利用法10選と再生法5選
たまったシリカゲルってなんだか 可愛いんですよね~
なので 小瓶に入れてそのまま飾っちゃいました!
その上に アナベルなどの植物を飾れば アナベルのドライフラワー化にも役立ってくれるますね。
梅雨時期には シリカゲル自体が湿気対策にもなります。

ただ倒してしまうと大惨事になること必至。
再生可能なシリカゲルが 掃除機に吸い込まれる羽目になっちゃいますね。
安定感のある器をおススメします。

7.ぬいぐるみの詰め物として

シリカゲルの再生方法 ミニぬいぐるみの詰め物に
可愛いサイズのぬいぐるみを作った際に中身に綿ではなくシリカゲルを詰めました。

玄関に飾ると梅雨時期などの湿気対策になります。

可愛いだけじゃなく働き者!

家の中でも湿気が溜まりやすい場所ってありますよね。そこに飾ると効果的です。

洗濯はできないので 天日に干して乾燥させています。

8.バッグのカビ防止に

清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った大切なバッグには是非 シリカゲルをひとつポン。

今はサブスクとかあるけどね~

いえいえ私世代には やはりブランドに限らず高級皮革バッグは 吟味を重ねてやっと手に入れるもの。時代遅れかもしれないけれど 大切に愛でていきたい宝物なのです。

そんなバッグを 一度でもカビさせてしまったら 元の姿に戻すのは 至難の業です。
皮革製品には まずはシリカゲルでカビ予防。
そしてクリームで保護などの手入れしながら愛でていくのもまた楽しい時間ですね。

 

9.着物のカビ防止に

洋服と違って 一度痛めてしまうとなかなか手入れが難しい着物の引き出しには 乾燥材としてシリカゲルをいれておくと カビ防止になりますね

吸湿性のよい桐ダンスなどまでは用意できないけれど 着物が好きで衣装ケースなどで着物を保管しているという方は 乾燥材もお忘れなく♪

10.本や雑誌 書籍のカビ防止に

本棚や紙製品は実は湿気が溜まりやすい場所です。
背表紙を見ているだけでも癒される~という本好きの方などは 本の裏側には是非乾燥したシリカゲルを放り込んでおいてくださいね。
本のカビ防止、ムシ防止になります。

本を取り出して 乾燥材がちらりと見えた時には 乾燥材の交換を!
というルールはどうでしょう♪

 

シリカゲルの再生方法 5選

湿気を吸ったシリカゲルは 加熱して水分を飛ばし乾燥させるとまた再利用できるんです!
何度も繰り返して使える再生可能な乾燥材。
サスティナブル!なんて素敵な響きでしょう。

1.自然乾燥(天日干し)

靴やバッグの箱に入ってくる 小さなシリカゲルの袋は天気の良い日にそのまま天日干しで乾燥させます。
袋の中に入っている湿気バロメーターの色は確認できませんが、1日乾燥させればシリカゲルの吸湿作用は十分復活します。

袋から出した粒状のシリカゲルの場合は チリやほこりも入りやすくなるため、入れ物にキッチンペーパーや薄手の布をかぶせておくとよいと思います。
お茶パックなどに入れるのも 扱いやすくなりますね。

2.フライパンで炒る

袋から出して溜めたような まとまった量のシリカゲルなら是非フランパンで一気に炒りましょう。 かき混ぜながら熱を均一にして目安時間は10~20分。
袋から出ているので 色の変化が直接確認できて状態がわかりやすいですね。
おおよその場合は ピンク(吸湿した状態)➡ から 青(乾燥した状態)へと変化します。

加熱が終わっても、シリカゲルはしばらく想像以上に熱いので 火傷しないように手を触れずに 冷めるまで時間をおきましょう。

3.電子レンジでチン

まとまった量のシリカゲルなら タッパーや耐熱容器にいれて ふたなしで加熱すると水分を飛ばすことができます。
加熱しすぎないように 少しずつ色の変化をみていくのがコツです。
またフライパンと比べて 加熱ムラができやすいので 何度かにわけてその都度かけ混ぜるとよいそうです。

4.ドライヤーで乾燥

小量なら ドライヤーで乾燥できます。
この小袋を すぐに再利用したい!などという時に。

5.乾燥機を使う

乾燥機中の温度が150度程度で1時間ほど乾燥させるのが目安時間だそうです。
フードドライヤーや 衣類乾燥機など 機能にあわせて乾燥時間を調整してください。

シリカゲルは永遠に使えるの?

シリカゲルは このように何度も再生可能ですが、再生を5~10回ほど繰り返すと色が茶色っぽくなって来て内部の微細構造も破壊されて吸湿能力が低下するそうです。
決して永遠というわけではありませんが 可能なかぎり再利用していきたい資源ですね。

 

どなたかのお役に立てば幸いです。
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