油断していたら 急に夏日が到来!
日よけ帽子を探したところ なんだか去年の物はもうしっくりこなくって。
あと数センチつばが広ければいいのに・・・
理想の形を思い描いて 頭の中で形が出来上がってしまったら
もうネットや店舗でイメージ通りのものに出会うのは難しい。
作ってみました。
つば広帽子作ってみた。
材料
- 古い帽子 (もしくは型紙)
- 生地 表地 90㎝幅 60㎝ (裏地を別柄にする場合は表裏各50cm)
- 接着芯 固めのしっかりしたもの
- サイズ調整用のひも
作り方
裁断
まずは断捨離ではじき出して 捨てるつもりの帽子を分解。
型紙を取りました。
そんな時に 大塚屋さんの紙袋の裏を使うよね~
あれ 私だけ?
適度な厚み おしみなく使える紙袋。おススメです。 笑
クラウン部分はサイズもあっていたため そのまま使います。(1クラウン トップ & 2クラウン サイド)
ブリム(ツバ)は 長さを延長して幅11㎝で型紙を作りました。(3ブリム)
生地が60㎝あれば 左側を輪にして 上のようにキリ良くパーツが取れそうです。
今回は 少し足りなくてクラウンサイドは 取り直しました。
(自分への備忘録の為 並べてみました。)
縫製
クラウン部分を作る
サイドクラウン2を中表にして端を縫い合わせ 輪にする。
縫い代はアイロンで割っておく。
輪にしたサイドクラウン2とトップクラウン1を縫い合わせる。
均等に上下左右の4か所、次にその間の計8か所ほどを待ち針で留め付けてから縫う。
表地と同様に裏地も縫い合わせクラウン部分を作る。
その際 裏地の端から1㎝ほどの箇所に 1cmほどの紐通し口を開けておく。
ブリム部分を作る
ブリム3の表地に固めの接着芯をアイロンで貼っておく。
ブリムを中表に合わせて両端を縫う。
裏地も表地同様に縫い合わせる。
ザビエルカラーブリムが二つできました。
表裏の各ブリムを 中表に合わせて淵を1周縫う。
その際 接着芯の1mm外側を縫うと のちの仕上がりが綺麗になります。
収まりが良くなるように、縫い代に細かく切り目をいれて表に返す。
裏地を1mm控えるようにアイロンで押さえる。
固めの接着芯から1mm外側を縫ったことが ここで活きてきます。
端から7mmぐらいの箇所を 表側から見て押さえミシンしておく。
ブリムとクラウンを合わせる
表と裏のラインがきれいに合うように しつけ糸で表裏のクラウンを合わせておいてから 端を合わせてアイロンで折っておく。
表地クラウンを表地ブリムに縫い合わせる。
今回はまず手縫いで縫い付けました。
(この画像は撮り忘れ~)
裏地クラウンを裏地ブリムに縫い付けます。
表からミシンステッチで押さえます。(↓画像 下のステッチ)
さらに1.2㎝上にステッチを入れて(↓画像 上のステッチ)紐通しを作ります。
裏から 紐を通します。サイズ微調整ひもになります。
飾りリボンをつける
表生地で 飾りりぼんをつくり 縫い付けて完成♪
ひっかけて撮影したので ちょっとしわが寄っていますが 頭が入ると ジャストサイズでしわも寄らずイメージ通りに出来上がりました♪
初めての帽子つくりの感想
とにかく日焼けしない 貴婦人みたいなつば広の帽子がほしい!と作り始めたのですが・・ 結果は、つば幅11㎝でも特に大きくはありませんでした。身長が高い方にはつば幅15㎝でもいいかも。ただつば幅が広くなるほどに『マダム感』が出てしまうのも必至。それに見合うお洋服が無い方はご注意の上、あくまで自己責任でお願いします。
150㎝代の私には あと1,2㎝広げても大丈夫かな~という印象でした。よってツバ幅13㎝ぐらいまででしょうか。服装カジュアルだしね。
そして それに伴ってブリムをしっかり支えるための芯が必要になります。今回はバッグにも使えそうな厚手の接着芯をどうかなと思いながら貼りましたが 仕上がりを見ると それでもちょうどよい硬さでした。
薄手の接着芯を使う場合には さらにブリムの淵に帽子ワイヤーをいれる必要がありそうです。かつては麦わら帽子を再生させるために手芸店で結構なお値段で購入したものですが、(といってもまぁ数百円ですが)先日は100円ショップで同様のものが販売されていたことに驚きました。手芸分野での進化がとまらない100円ショップです。いつもお世話になっております!
100均で出会えない方はこちら マスクにも使えるそう。
生地も1m以内で十分足りますし、結構簡単。
多少のしわやいびつな形も被ってしまえば目立たない。
帽子作り楽しい!
またいろんな形に挑戦してみたい!と思いました。
また遊びにきてくださいな
202号室より すみれ
にほんブログ村