タッセル作りやカルトナージュなどの手芸にプラスされると グレードアップする撚り糸(ツイステッドコード)。
ソーイングや手作りの作品にも ここにあの色の紐があればよいのに・・!と思ったことはありませんか?
実はオリジナルの撚り紐作りは結構簡単。
手軽に手に入るミシン糸や刺繍糸などから 色の組み合わせも楽しい撚り糸の作り方をご紹介します。
以前は2色の撚り紐を簡単に作る方法をご紹介しましたが、
今回はより凝った印象の3本撚りの紐をつくる方法をご紹介です。
専用のいとより機などもありますが 私がいつも家にある身近な材料・道具だけで作っている方法です。
『糸』がくるくると絡み合い 『紐』へと変身していく様は癖になります!
三本撚り糸の作り方
用意するもの
材料
レース糸・ミシン糸・刺繍糸など
道具
- S字フック
- 半円棒や丸棒など約10㎝ 3本 (鉛筆やボールペンでも代用可)
- マスキングテープ
- マスキングテープやトイレットペーパーの紙芯
機械いらず 三本撚り紐の作り方
フックを用意して糸をセッティング
まずはS字フックを どこか安定した場所にひっかけます。
私はクローゼットの取っ手を愛用♪
糸がまっすぐ垂れる高さは確保してくださいね。
端をしっかり結び輪にした糸3本をそれぞれフックに引っ掛けます。
その際 結び目はフック側にまとめておきます。
糸の下側に紙芯を通してから 棒を輪に入れます。
糸を撚っていく
左手で紙芯を支えて 右手の人差し指でくるくるとプロペラのように棒を回していきます。(右利きの私の場合です。)
紙芯をかませることで 格段に糸がねじりやすくなります。
輪にいれる棒ですが・・・
最初はペンなどを使っていたのですが プラスチックにつるつると糸が滑り
調子づいて巻いている時に すぽーんと糸からペンが抜けてしまったりすることがありました。そうなってしまうと 当然ながらまき直し・・泣
なにか滑らないもの・・・と見渡した時に木工で残った丸棒を発見!
抜け落ちな~い!
いい~!
しかし糸が滑ることはないけれど さらに紙芯との接点が安定するのが半円棒!
くるくる巻きやすい!
抜け落ちない!
今のところ半円棒が最高のアイテムです。
どれぐらいねじるのか
撚る回数は長さにもよりますが、ねじった糸にくるんと輪っかができる寸前。
輪っかができてしまったら 少し回転を戻してくださいね。
1本がねじれたら ねじりが戻ってしまわないように マスキングテープなどで留めておいてください。
この時にも半円棒はぴったりと壁に沿ってしっかりと止まるのでいいことづくめです。
同じように3本とも糸の輪をねじります。
撚り合わせる
仮止めのマスキングテープをはずし棒を持ちながらS字フックを掛けていた取っ手からはずします。
同じタイミングで 棒から手を離して ねじった糸たちを自由にします。
棒の重みで糸が伸びた状態で、自然に3本がくるくると絡まっていきます。
上から指で軽くならしていくように撫でると 綺麗に均等に糸が撚れていきます。
棒をはずして 撚りが戻ってしまわないように 糸端をまとめて結びます
上部のフック側もまとめて結びます。
これで撚り紐ができました。
2色のツイスティッドコード(撚り紐)よりも さらに複雑で凝った印象の撚り紐ができあがります。
出来上がった撚り紐の使い方
今回はレース糸をそれぞれ1本取りで3色使用しましたが、何本取りにするかで できる撚り紐の太さも調整可能です。
太い撚り紐をそのままネックレスチェーンなどに使ったりもできます。
タッセルの紐などに
指輪ピンクッションなど手芸作品のアクセントに
カルトナージュ作品に
大量生産したい方は市販品もありますyo
どなたかのお役に立てば幸いです。
202号室より すみれ
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