外に出る時や 複数人が集まる機会ではマスクをするのがこれからのお出かけ標準装備になりそうなご時世です。
食事をするときなどにマスクの置き場に困るので マスク入れを作りました。
プリーツマスク愛用者の私は鼻ワイヤーを折らないように
マスクを折りたたまずにぺったんとそのまま仕舞える形が理想。
そして 中はアルコールで拭いて除菌できるように防水仕様。
専用厚紙(カルトン)を使うカルトナージュの手法ですが 家にある身近な材料で作ってみました。
身近な材料でつくるマスク入れ
パッタンマスク入れ材料
材料はこれ! 絶対あるよね~
- 紙パック 3本(画像のようにパーツを切り出します。サイズは作り方参照)
- 生地 25㎝x35㎝
- 薄型マグネット2つ 100円ショップの「超強力マグネット13mm」を使用
スナップボタンを縫い付けることでも代用可 - 木工用ボンドとハケ
作り方
紙パックを切り出す
紙パックをきれいにゆすいで乾かしたものを以下のようにカット。
『外側』は布にくるんで芯にする部分なので 厚さを持たせるために2枚を木工用ボンドで貼り合わせます。
蓋(フラップ)の形は そのまま四角いものでも大丈夫です。
曲線がお好きな方は半円型なども可愛いです。
2枚を貼り合わせる際には 紙パックについている折り目を表裏でずらすようにします。
同じ場所に重なると強度が弱くなります。
さらに折り目をハサミやカッターなどの背でつぶしておきます。
薄手の布地を使う場合は表にひびくことがあるので できるだけ平たくならしておきます。
フラップ用のパーツは裏用(1枚パーツの方)の端を2mmカットしておきます
布に貼っていく
マグネット一つを紙パーツに貼ります。
完成時に表に来る側(布側)の左右中心かつ端から2㎝の場所。
紙とマグネットは木工用では接着できないので 万能ボンドで接着しておきます。
2枚張り合わせたパーツを 画像のように隙間をあけて薄くボンドを縫って貼っていきます。
木工用ボンドを塗りすぎると布にしみてしまうので注意。
張り代にもボンドを縫って 芯地の紙パックをくるんでいきます。
曲線は細かく切り目を入れてごろつかないようにします。
本体とフラップの間だけ 別布でカバーしておきます。
フラップ裏側の紙パーツにマグネットを(布側に)張り付けてから布でくるみます。
フラップ裏パーツを淵より1mm控えて接着。
マグネットは内側にきています。
完成です♪
所要時間は
紙パックを集めるのに3日 笑
作製時間は1時間ほどです。
紙パックでマスク入れを作ってみて
カルトナージュで袱紗などを作ることがあるのですが マグネットでパタンとしまる点がマスク入れにも応用できるのではないかと思い 簡単につくってみました。
どこのおうちにもある紙パックを使う利点はここ。
撥水加工してあるので 内部をアルコール除菌シートなどで拭けるという点。
カルトナージュ作品は内部がカルトンという紙なので 洗濯には不向きなのですが
マスクを保管する入れ物ならば 消毒除菌をしたい!
マスクが触れる箇所を紙パックを材料にすることで 可能にしました。
紙パックをそのままが嫌な方は 撥水性のペーパーや(100円ショップにもインテリアシートとして売られています)合皮素材などを使用すると良さそうです。
マスクゴムをひっかけるためのボタンを外につけようかな・・とも思いましたが
そのボタンがかばんの中で何かにひっかかるのが嫌・・そして実際に使う時にひっかけるそのひと手間が面倒。と思い至り中止。
結果 スマートな長財布のようにもなり 気に入っています。
挟んでパタンとしめるだけのマグネット式なので 子供にも扱いやすいです。
そろそろ開園・開校の雰囲気も濃くなってきたので 子供用も作りたいと思います。
しっかり本格的に作りたい方には
どなたかのお役に立てば幸いです。
また遊びにきてくださいな
202号室より すみれ
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