なかなか予約が取れないと噂の「悟空のきもち」
家人がご褒美に予約を取ってくれました～！！
悟空のきもちって？
公式ホームページにはこうあります。
【「悟空のきもち」は日本初の頭専門の揉みほぐし店として2008年、京都に創業。
現代人に多い不眠やストレスなど、頭を癒すための安全で効果的な手技として
当店代表が考案した21の手技、ドライヘッドスパにはじまります。
頭に精通した技術と極上の手技が、人気をいただきながら
年月を経て、進化に深化を重ねていきました。
私たちの技は、いま
ほとんどの人を10分程度で寝せる。大人を眠らせる魔法として、評価を頂いております。
また、通常の睡眠と違いドーパミンなど快楽ホルモンを高め
気持ち良すぎる幸福感が、頂点に達した状態で
一気に寝落ちに導く「絶頂睡眠」の技術を、すべてのコースで採用しています。】
多くの人を10分程度で寝せる？
楽しみになると同時に むくむくと湧き上がってくる闘志
「ぜったい 寝るもんか～！！」
という訳で ひとりファイティングスタイルで「悟空のきもち」へ向かいました。
悟空の気持ち 堂島店へ
大坂堂島店は商業ビルの「堂島リバーフォーラム」内にあります。
ただ 入口がさりげなさ過ぎて スルーしてしまう地味さです。
ご覧のとおり 事務所っぽい外観。
立て看板や手書きのポスターはお店の宣伝ではなく「中にはトイレはありませんので ビル内のトイレを先にご利用ください」という意味の注意書きでした。
なんども往復して やっとたどり着きましたよ。
悟空め～忍びおって～
ファイティングスタイルを保ちつつ 念のためトイレを済ませましたよ。
ドアを開けると 奥には静かな空間が広がっていました。
なぜか靴を脱ぐスペースは近所の整骨院並みの狭さですが 入った時に放置されていた数足の靴は のちに仕舞っておいてくださるようです。
中に入ると画像ではわかりにくいのですが いぶした金色の壁の天井の高い広～い待合室。
小さなたくさんのニッチに仏像のようなものが私を見下ろしています。お寺にきたような雰囲気です。
なんだかそれだけで邪念が消えていくような気がする～
あ もう策中にかかっている安いわたし。
ここで可愛い悟空パンツを履いた店員さんが登場。じつはさきほど迷っている途中に前を歩いていて
『！。かわいいパンツ～涼しそうだし動きやすそう。今度作ってみよ～」
と目を引いたパンツを履いていたのは こちらの店員さんだったのですね。知ってしまうと悟空パンツにしか見えません。ナイスユニフォーム。
優しい彼女から簡単な説明をうけて料金を先払いします。
おススメの60分7000円コースです。
揉みほぐすことが目的ではなく リラックスするために頭を触り癒すサービスであること。
頭周辺だけでなく身体のリラックスの為に手足・デコルテも触るが、どこか触られなくない箇所、痛い箇所はないかの確認。
マッサージが終わったあとのアンケートのお願い。
その時にもらうパスワードで 2回目予約の優先枠の案内。 などを説明していただきました。
いざ夢の入口へ
そして 夢への入り口が開かれました。
先導してくださる悟空パンツについていくとなぜかそこはコズミックな空間。
真っ暗な鏡張りの空間に星のような宇宙的な模様が映し出されてあって神秘的といえなくもない・・・空間を進みます。
荘厳な音楽が 微妙に「神秘」に振り切っている絶妙のバランスです。
（堂島店HPには『絶頂睡眠の快感と和世界のデジタルアートの
空間の融合』とあるので 和の模様だったのかもわかりません。。。）
神秘的な廊下を進んで個室に辿り着きました。
眠りの空間としてベッドをイメージしていたのですが、 そうではなくリクライニングチェアーとオットマンが用意されていました。
各スペースはよくあるマッサージ店の域を出ない広さ。
いずれ目をつぶって夢見心地に入るのに広さはこれで十分なのでしょう。
リクライニングチェアーにかけて膝にタオルをかけてもらいます。
言われていたように脚と手からスタートです。
どちらもタオルをかぶせて両手でぎゅっぎゅっと上から圧力をかける感じです。
誰かに丁寧に体を触ってもらうのは気持ちいい～
暑い中 迷ってやってきたのでこれだけでも寝てしまいそう・・・！
その後デコルテをぎゅっぎゅ。充分気持ち良いのですが なんせふかふかのリクライニングチェアなので 力がそのままふわふわと抜けてしまうのだけがもったいない気がしました。最後に脇からバスト方向へ寄せてくれるような動きもありました。
いよいよ顔周りに移動。
刺激の強さを確認してくれます。
最初は頭全体を包み込んでくれるようなマッサージなのですが、このご時世でマスクをした上に 目元はタオルをかけてくれているので 両手で包まれるような動きの際にはちょっと息苦しい圧迫感がありました。もちろんタオルは薄いものだし マスクは息は通るので気のせいでしかないのですが ちょっと苦しくなりかけました。
マスクをずらして鼻をだしておけば、よりリラックスできたかも・・
耳をぎゅーと前後に倒されたのも初めての体験でした。
血行がよくなる気がしますね。
徐々に頭皮に移り『悟空のきもち』の真骨頂へ。
頭皮を余すところなく一列ずつ1㎝ずつずらして 絶妙な強さで押して刺激してくれます。次のポイントへ手をずらす際に 髪をかき上げる操作なのか もしくはテクニックなのか くりんっと地肌を這うような動きを微かにされるのですが それがなんとも優しく感じるのですね～。
『今落ちると気持ちいいよ～』
悟空が筋斗雲でやってきて囁くのですが、まだ私はファイティングポーズの拳をなんとかぷるぷるお腹あたりに掲げている状態。（もう8割さがってるがね・・）
それに寝てしまうともったいない！
この時間を味わいつくしたいという気持ちも。
しかし のちに思えばこの辺りからはすでに夢見心地。
お隣のブースからは どなたかの寝息が聞こえてきていましたし、私も眠りに入る瞬間の多幸感にずっと漂っているような感じでした。
それからずっと頭皮を同じようにマッサージされながらふわふわ。
最後に「おしまいです」と声を掛けられた時には 眠っていたのか起きていたのかわからなかったです。（それってもう寝てる証拠？）
声を掛けられて「あ～戦いは終わった」と安堵したので そこから10分寝させて～！と土下座したかったです。
次回は戦わず抗わず 心行くまで眠りに落ちてみたいです。
「悟空のきもち」施術を終えて
ナイスユニフォームの優しいお姉さんに先導されて 男女わかれた支度室へ。
急に明るく現実的なお部屋がまぶしいです。
着替えは必要ありませんが 髪の毛が乱れることもあるのかヘアケア製品が並んでいました。眉毛を無くした方のためにアイブローも用意されてありました。
お湯を一杯頂いて アンケートを記入。
アンケートには パスワードが載っていて、HPに載っていない特別枠から優先的に次回予約ができるそうです。
この支度室を出ると 最初の待合室にでるのですが そこにあるパソコンからのみ、このパスワードは使えるそうです。
『悟空のきもち』の予約を取るには
人気が高くて 初めて予約を取るには なかなかとりにくいと噂の「悟空の気持ち」
ただ家人がとってくれたように、直前の近日の予約枠は時々ぽんと空きがでるようなのです。
実際に一度行ってシステムを知ると 再来の為に開けている予約枠を 直前になると一般HPにオープンするのではと察します。
なのでマメにＨＰをチェックしていると近日枠なら3か月も待たなくても入れることがありそうですね。
ご興味のある方は是非『絶頂睡眠』を体験してみてくださいね。
