昔から憧れだった白緑のアジサイ アナベル
今年はプチガーデンにたくさん花が咲きました。
アナベルの楽しみ方 飾り方
アナベルの色の変化
つぼみの時は緑、そして満開の時は白、そして乾燥してくるとまた緑と 時期によって変化していく花色が楽しめます。
ピンクやブルーの色付きのあじさいのように 土壌のPHによって色変わりするということはないようです。
6月の第1週 つぼみの薄緑
↓
6月第3週 満開に近い白
↓
7月初め 乾燥しながら緑へ
少し花弁(正しくはガク)がお辞儀してきます。
満開の白色から少し色づいてきた時期に 花瓶にいけましょう♪
アナベルの楽しみ方は まず切り花にして花瓶に挿して楽しむ。
その際はどのタイミングで切り花にしても それぞれの色合いが楽しめます。
ただ アナベル(あじさい)は水揚げに少しコツがいります。
こちらを参考にしてくださいね。
アジサイ アナベルの簡単水揚げ実験1
アナベルの水揚げ実験2 一番簡単な水揚げ法
私はどの瞬間も大好きで 白色の段階と少し緑色に色づいてきた時期に切り取り一緒に飾るのがお気に入りです。
そしておすすめの花器は なんといってもガラス!
さらにアナベルの純真な透明度が増すような気がするのです。
これは満開の白の時期に刈り取ったアナベル。
みずみずしいので水揚げに注意が必要。
少し満開をすぎ 緑に色づいてきた頃。
水盤タイプの花器なら 茎を短くカットしていければ 水揚げの心配はいりません。
満開を過ぎて色づいてきた頃にリースやスワッグに仕立てましょう。
純白のアナベルを楽しんだ後 私はリースを作ります。
リースにするアナベルを刈り取るタイミングを 毎年実験しているのですが、
少しアナベルが根付き 満開になった1年目。
わ~い!!と嬉しがってつぼみからまだ緑色が残るころに 刈り取ってリースに仕上げました。
でも結果、数時間たたないうちに みるみるしぼんでしおれてしまったのです!
無残なリースになりました。
アジサイ系の花は水揚げが難しいのは承知ですが なんとか簡単できれいなリースを作りたい!リベンジを誓いました。
翌年。またまた去年に増してアナベルが満開
花が満開になった白色の時期に 刈り取り リースに仕上げました。
けれども またまた惨敗。数時間でしおれました~。
水揚げをしっかりしてから リースに仕上げたんですが一緒でした。
でもでも 去年の失敗でちょっとだけ慎重になった私。
全ての花を刈り取らず 半分残していたんです~
賢くなったじゃん
てへへ。
残りの半分のお花
満開白色→ 数日そのまま 緑色になるまで待ってから刈り取りました。
そしてそれをリースに仕上げました。
大成功~!! これは作った翌日のリース。
以前 「梅雨の楽しみ」で書いた通り。
こちらの記事をどうぞ
アジサイをドライにするコツは1つだけ
それを1番簡単にやってのけるのは 実は切り取らず天然の水揚げ状態を維持したまま 枯らしていくことだったんですね~。
でも 日光にあたったり 虫の被害にあったりを考えると屋外よりも屋内で水揚げ状態を作り 綺麗な状態でドライにするのが本当は一番美しい。
けれど 私のような横着ものがリースを作るには タイミングだけでそれができたら最高!
緑色になって花びらを触って少しかさついてきた頃
適度な水分も残っていて リースに加工するには扱いやすいのです。
あまりカサカサになりすぎると 花びらが落ちてボリュームダウン
「もったいなー」とけちんぼの私が言ってしまうので注意してくださいね~
翌年のさらに上手になったタイミング
アナベルのリースを作るなら今ですよ。
アナベルのリースいろいろ
リースもいろいろなデザインを楽しめます。
アナベルのフライングリースの作り方
束ねるだけのスワッグも
アナベルのスワッグの作り方
ドライフラワーにして楽しもう
残った茎は短くカットして増やしましょう
残った茎は短くカットして 葉っぱを半分の大きさにします。
そのまま柔らかい土に挿しておけば 葉っぱの付け根から芽が出てきます。
葉っぱはすぐにカサカサになってしまうので 「枯れた?」と引っこ抜いてしまいがちですが、結構忘れたころに茶色い茎の間から緑の新芽を出していることもあります。
しばらく見守ってあげてくださいね。
一度根付けば アナベルは他のあじさい同様とても丈夫な植物です。
我が家では半日陰の場所に地植えして ほぼ水やりもしていませんが(少し湿気のある場所なので)毎年たくさんの花をつけて楽しませてくれます。
また遊びにきてくださいね。
202号室より すみれ