こんにちは すみれです。
先日からタイミングを狙っていたアナベル。
い~い感じに色づいてきたので 今年もリースに仕上げました。
このボリュームあるアナベルリース。とっても簡単にできますよ~
簡単アナベルリースの作り方
失敗しないアナベルリースを作るタイミング
アナベルリースを作る時期ですが 色で判断できます。
アナベルは まず花(正確にはガクですが)がつぼみの時期「薄緑」
そして 咲き始めの頃は「白」
満開をすぎた頃には「緑」へと変化します。
つぼみから咲きはじめ『薄緑』
↓
満開『白』
↓
満開すぎ 『緑』
以前は満開の頃にリースに仕上げようと 刈り取ってしまったのですがうまくいきませんでした。水揚げの難しいアナベルはすぐに萎れてしまい綺麗なドライリースには仕上がらなかったのです。
給水スポンジのベースを使っても なかなか難しかったです。
数年 試行錯誤した結果・・・・。
満開を過ぎた頃 緑に色づいたアナベルを刈り取って試してみると とてもきれいなドライリースになり、数か月そのままで楽しめました。
満開の白の時には 花(ガク)をささえる細い茎が一本一本ピン!と張りつめて立っているのに対して 少しうなだれるように 細い茎が下がってくるのが刈込時のサインです。(関西地方の我が家では例年7月の第1週にこのような状態になります。)
奥さーん 今ですよ!
加えて 梅雨で雨の続く季節にアジサイ アナベルはこの状態になるのですが、できれば晴れた日を狙って 収穫してくださいね。
少しでも水分が軽い状態の方が リースに仕立てやすいです。
ただ 枯れる一歩手前までカサカサに水分が抜けきってしまうと 花(ガク)が加工しているあいだに落ちてします。 触ってみてまだ少ししっとりしているかな・・という頃合いを見計らって収穫してくださいね。
そして 刈り取ったら
あじさいでしょ?つるしてまずは乾燥させよ~
ノンノン! すぐにリースを作り始めてくださいね!
1日でもそのまま置いておくと カサカサになってリースに仕立てにくくなります。逆算してリース作りの直前に刈り取ってくださいね。
そのまま束ねてスワッグにしても 可愛いのですが 今回は1番身近な材料でできる 簡単なリースの作り方を紹介します。
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簡単アナベルリースの作り方① ハンガーを土台にする方法
用意するもの
・ワイヤーハンガー1本
・フローラルテープ
・花バサミ
・ペンチ
ハンガーを土台に。アナベルリースの作り方
高級?ハンガーを1本用意。あなた様のお家にもあるはずですよ~
指で丸く形を整えます。結構固いのですが 内側から親指で少しずつ押すようにすると か弱い女子でも なんとかできそうです。
私もできたので大丈夫。
?
フックの部分はキュッとせばめておいた方が 飾った時に落ちにくいです。
フローラルテープを伸ばしながら ハンガーに巻いていきます 。
ワイヤーの先端は少し念入りに2重に巻いてカバーしておいてくださいね。そうすると壁やドアを傷つけません。
花束をまとめたり プリザーブドフラワーやフラワーアレンジメントなど 茎を部分を形成するのに使われる資材。粘着力があるテープで少し伸ばしながら使います。
2021年
100円ショップのダイソーにフローラルテープが売っているのを確認しました!!
ついにです。感謝ですダイソーさん。
園芸コーナーにありましたよ。
今回は 土台のハンガーの色を目立たなくする為と 土台を滑りにくくしてアナベルをアレンジしやすくする為に使用します。
房にわけたアナベルを U字にまげたワイヤーで ワイヤリングして・・・・と言いたいところですが 手間がかかって面倒ですよね? あ、そこのあなた帰らないで~。
この工程は省略しても大丈夫です!大丈夫なんです。
私は以前は基本に忠実にワイヤリングしていましたが、しなくても綺麗に仕上がったので 即 省略しました!
というわけで 小房にわけたアナベルの茎をそのまま フローラルテープで巻きあげていきます。
アナベルの花を少しずつ ずらして テープでワイヤーと共に巻き上げる。
乾燥すると茎は少し細くなりますので テープはきつめに巻いてくださいね。
これを1周回ると完成~。 巻き終わりは 初まりのアナベルを潰さないように繊細なタッチで お願いします。
土台がワイヤーなので 乾燥するととても軽いアナベルリースが出来上がります。
この方法で作ったリースです。
恒例のアナベルのリース作り
この方法の利点
とにかく軽くて扱いやすいリースができます。
玄関ドアにひっかける場所がなく マグネットフックなどあまり荷重をかけたくない場所でも 重さを案じることなく飾ることができます。
またフローラルテープは花材の固定に適しているので 時間が経過してもアナベルが外れてくることもなく 長持ちします。
ワイヤーハンガーなども再利用できるので リメイク好きな方(私です♪)にもおすすめ。
所要時間は約1時間ほどです。
綺麗に乾燥させるコツ
そのまま壁面に飾ってもいいのですが 上下に平均的にこんもり乾燥させるために 私は1~2日は置いた状態で乾燥させます。
落ちにくくする ちょっとしたコツ
そして 仕上げにはヘアスプレーをかけると カサカサと落ちてきにくくなります。
屋外の風のきつい場所などにアナベルのリースを掛けておくと 揺られた時に花(ガク)がカサカサと崩れておちてしまいます。 ドライのアナベルは軽いのでどこにでも飛んでいき、掃除をするのが結構やっかいなものなのです。
アナベルに限らず、ドライフラワーのリースなどはスプレーで薄く膜をはるように固めておくと 細かい花弁や房などが落ちにくくなりますよ。
この処理は次に書いている 作り方② 作り方③にも共通して使うと それぞれ長持ちします。
簡単アナベルリースの作り方②
リース台とグルーガンを使う方法
用意するもの
・リース台
・グルーガン
・グルスティック(18㎝のリースでも5~6本は使います。)
・花バサミ
・ひも(もともとリース台についている場合もあります。その場合は不要)
以前はなかなか手に入りにくかった リース台やグルーガンも近年では手芸店や100円ショップで安価で購入できるようになりました。
グルーガンは電源を必要として かなり熱くなるので やけどに注意さえすれば 作業工程は簡単です。
リース台とグルーガンで。アナベルリースの作り方
- リース台にまず 飾るためにひっかける紐を通します。
この工程は忘れがちですが デリケートなアナベルリースが出来上がった後で紐を通すのは なかなか難しく神経をつかうことになります。
アナベルを接着する前に 紐を通しておいてくださいね。
輪にした紐をリース台の下に通して 片方をもう一方の輪に通します。
結び目が紐の交点(のちに隠れる場所)にくるように通すと 仕上がりが綺麗です。
紐の交点は裏側に寄せておくと 飾った時に壁に沿い落ち着きがよくなります。
先にひっかける紐をつけておく事で、創作途中にも紐をもって 全体のバランスが見やすくなります。 - 刈り取ったアナベルを小房にわけて 茎の部分にグルーをつけてリース台に接着します。
- 先につけた茎の部分に重ねるようにして アナベルをどんどん接着してきます。
この工程はハンガーとフローラルテープを使って作る①の方法と同じです。
1周回れば完成です。
この方法の利点
グルーガンの扱いに慣れれば 接着していくだけの作り方は簡単で楽しい作業になります。
グルーの量が少ないと 乾いてくると花材が落ちることもあるのでたっぷりと固めるように使うのがコツです。
グルーガンが温まるまで待つ時間も含めて 30~40分ほどで完成するのではないかと思います。作業時間が短いのもうれしいところ。
この方法で作ったフライングリースです。
アナベルのフライングリースの作り方
この方法で作ったデザインリースです。
100均材料でアナベルのデザインリース
簡単アナベルリースの作り方③
リース台とリースワイヤーを使う方法
用意するもの
リース台
リースワイヤー(または巻きワイヤー)
花バサミ
画像は巻きワイヤー
作り方
作り方はほぼ同じ。
グルーガンを使わず リースワイヤーでぐるぐると根元をリース台に巻き付けていって作ります。
この方法の利点
熱源を使用しないので 子供でも安心して作れます。
ただワイヤーの巻き付け加減などが甘くなると アナベルが落ちてきてしまいます。しっかり巻くと長持ちするリースが作れます。
作業時間は1時間程度。
アナベルリースを飾ろう。 どれぐらいもつの?
リースができあがったら 飾る場所は直射日光の当たらない 風通しのよい(強すぎると花が落ちますが)場所に飾っておくと 長く綺麗なリースを楽しめますよ。
[我が家に1年飾ったアナベルリース]
色は多少変化して 茶色に近づいていきますが 我が家では室内に飾ると 1年はかさかさと落ちることなどもなく 壁面を彩ってくれています。
その年のアナベルが収穫できるころになると 前年のリースは選手交代してもらい 「長く楽しませてくれてありがとうね~」とお礼をいってさよならしています。
昨年のリースと今年のリース。
どなたかの参考になったら 幸いです~。
やってみてね~
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また遊びにきてくださいな。
202号室より すみれ
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